光触媒クロスコーティングの消臭除菌が最強の理由がコレだ!
SUNバリアコートの光触媒効果には「ロータリー反応」という優れたメカニズムがあります。今回はそのロータリー反応について解説いたしますので、ぜひお読みください。
光触媒のロータリー反応とは
当社のSUNバリアコートは室内の壁面・天井面などのクロス(壁紙)に光触媒を噴霧する工法です。
クロスにコーティングすることで、空気中に漂う臭いの原因物質やウィルス、細菌、真菌、揮発性の化学物質などの、ありがたくない物質を分解して除去します。
その光触媒の作用メカニズムに関しては、いままで何度か当ブログでも解説しておりますので、ここでは割愛します。本日、話題にしたいのは「ロータリー反応」とよばれる光触媒ならではの機能です。
ロータリー反応とは光触媒の絶え間なく行う一連の作用のことです。以下をご覧ください。
- ステップ1.吸着 有害物質を吸着する
- ステップ2.分解 光があたることで酸化力が発生し、有害物質を分解します。
- ステップ3.除去 水と炭酸ガスに分解して除去される
光触媒の主成分である酸化チタン・アパタイトはステップ3.までくると、今度はふたたびステップ1.に戻って繰り返し吸着、分解、除去をおこなうのです。
効果が持続するわけは?
そして肝心なことは、このロータリー反応が何回繰り返されても、酸化チタン・アパタイトは減らないということです。
ここが、他の多くの消臭除菌剤と異なるところです。オゾンや次亜塩素を使用した脱臭や除菌は、有害物質を分解すると同時にそれぞれの成分も減少するのです。
算式に表すと以下のとおりです。
1(有害物質)-1(消臭成分)=0
ところが光触媒は
1(有害物質)-1(酸化チタン・アパタイト)=1
このような、ロータリー反応により光触媒を活用したクロスコーティングは、一度コーティングすると理論上は半永久的に効果が持続するのです。
※ただし、手や物が頻繁にふれる所は、効果が次第になくなります。
光触媒のエコ度は満点
オゾン脱臭機などは、ロータリー反応がありませんので、稼働してオゾンを次から次へと発生する必要があります。光触媒は、室内の蛍光灯、電球、LED照明の助けが不可欠ですが、そのロータリー反応による効果の持続性は本当の意味でのエコだと思います。